絵本探訪2

皆様こんにちは😀
久々の更新となります。
ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
本来なら旅行などペットのお世話を依頼したいけど、
Stay at homeで自宅で過ごされた方多いと思います。
私は定期のお世話以外では、
しばらく使用していなかったルームランナー(トレッドミル)をフル稼働させ体作りをしていました。
おかげで6キロほど痩せました😊
やはりシッターという仕事柄、散歩にまつわる腰痛はあります。
体重も減り、体力もついた感じがするので、長時間の散歩もこれでいつでも万全です😀

では今回は海外の原作の絵本を紹介したいと思います。
「ビロードのうさぎ」
原作  マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳 酒井駒子
になります。
子供に読み聞かせをする絵本としても人気があるらしいので、
ご存じの方も沢山おられるのではと思います。



まずはこの本の紹介の前に日本人、西洋人の動物観についてお話したいと思います。
かなり違っております。

日本人⇒人と動物は同格
西洋人⇒不連続
と言われております。

日本人の動物観
これは仏教から来てるもので、霊魂不滅、輪廻転生などの考えがあります。
そして動物と人は共通の魂を持っている。

スタジオジブリの作品(風の谷のナウシカ)、宮沢賢治、日本の昔など。
動物と人は同格の話が沢山あります。

西洋人の動物観
例えば、魔法で動物に姿を変えられてしまう王女や王子。
動物が人に変わる事はほとんどありません。
必ず人が優位に立ち、支配するというお話が多いようです。

言われてみればそうかもしれないという思う本が沢山あるのでは?と思います。

少しそれを頭の片隅に入れながら、この絵本の紹介をしたいと思います。
とても素敵なお話と絵が満載です😊

内容は簡単に説明をするとビロードのウサギが本物のウサギになるお話です。
そのお話の中には物の価値、命の大切さ、物を大切にする気持ちが随所にお話の中で散りばめられています。

男の子はクリスマスにビロードのうさぎを貰いました。
最初はとても綺麗で立派でしたが、また新しいおもちゃを貰い、
うさぎは部屋の隅っこにおいやられます。
そこには値段のたかいおもちゃも沢山いて、うさぎはばかにされます。
でもそこにいた馬だけはやさしく、「本物のおもちゃは大事におもわれたら、ほんものになる」


ある日、男の子が一緒に寝てる犬のぬいぐるみが見当たらず、かわりにうさぎのぬいぐるが一緒に寝始めます。


お手伝いのナナさんに薄汚れてきたウサギをみて、「こんなのどこがいいの?」
男の子は「この子はおもちゃじゃない!、本物のうさぎだ」と
大切な言葉や想いがいっぱい散りばめております。

そして月日が月日が経ち、男の子の部屋に住む妖精が、うさぎを本物のうさぎにしてくれます。
ある時、男の子が森で1匹のうさぎと出会います。


「病気のときに失くしてしまった僕のふるいうさぎにそっくりだ!」
という言葉でお話はおわります。

確かに今の時代、物は直すより、新しく買い替えた方が安かったり、
消費されていく方がほとんどだと思います。
でもプレゼントで貰ったもの・子供の時から使っていて愛着のあるもの・
買った事すら忘れてしまったもの(実は私はよくあります😅)
皆様も沢山あるのではないでしょうか。
動物のお世話を通して、訪問させて頂いた際に、
物を大切にされてる方をみると本当に自分も見習わなくてはと教えられる事多々あります。
そしてコロナの影響でお家で寝てたものが復活したりとか(私のルームランナーはまさしくそうです😅)
絵本紹介とずれてきましたが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

読んで頂きありがとうございました。