「イヌは愛である」

皆様こんにちは😀
今回は少し早くブログをあげれられました😊
読んでくださっている方からの声を聞くと大変嬉しくなります。
ありがとうございます!

今回は書籍のご紹介です。

タイトル素敵ですね😍
皆さんと一緒に過ごされているすべての動物
(イヌ)は愛であるの( )をご自分の動物に
あてはめて良いかもしれませんね😊
( )に何が入ったか?、興味があるので、
このブログを見た方はぜひ教えて下さい😊

話がそれました。
それでは本のご紹介に入ります。
著者はアリゾナ州立大学の教授で、
同大学イヌ科共同科学研究所の創設者でもあります。

この書籍は、
動物行動学者は動物の感情を無視して、
色んな実験など
動物の行動を証明しようとする研究が日々おこなわれているそうですが、
この著者の先生は、
イヌと人が共に無図独特の絆の本質を証明しようと、
著書の中でもさまざま実験、研究がかかれています。
その内容を読むと本当に驚きと同時にちょっと泣けてもきます😭

それではいくつかご紹介したいと思います😊

まずは
〇指さしテスト
これは人間が指を指した方向に何らかの報酬(おやつなど)を教える実験です。
人間ともに生活をした事がない、犬、オオカミ
人間と共に生活がしたことがある犬、オオカミ
を対象に行われました。

結果は歴然だったようです。
一度でも人と共生、家畜化された事ある犬、狼は、
人間の指を指した方向(ジェスチャー)に反応するそうです。
逆に野生の犬、狼、ジェスチャーに対して、何の反応もなし(無反応)だそうです。
家畜化されている動物とされていない動物に相違があるという事です。

余談ですが、犬に限らず、人の言葉がわかるという話を聞いたことがある方
沢山おられると思います。
正確には言葉ではなく、音で判別をしています。
「おすわり」ならおすわりという言葉でなく、オスワリという言葉の音です。
動物には人間のように言葉を話す言語機能、共通言語を持っていません。
それゆえに、
身体のボディシグナル(尻尾をおおきく振る、猫のゴロゴロ音やモミモミ)、
行動をベースとした心理学(行動分析学)を使って判別します。
そうでないと主観でしか図れなくなるからです。

話逸れましたが、難しい話は僕も眠くなってきました。
今、ちょうちんが出そうになりました😴

全部、紹介すると大変なので、
気になった研究、実験のお話をご紹介します。

イヌを飼っているが、昼のあいだは仕事に出かけている人達で、
自宅にガレージがある飼い主さんたちの協力で行われました。

〇イヌが何時間もひとりきりで過ごしたあとに、
そのさみしいイヌが飼い主と暮らす家のガレージでの実験です。

イヌに気づかれないように屋内につながるがガレージのドアを助手があかる。
開ける前に、大好きなドッグフードのボウルを置き、
もう片方には場所に飼い主に立ってもらう。
丸々八時間留守にしてお腹も空腹状態、どちらを選ぶのでしょうか?
という実験です。
結果はいつも同じでした。
ドアを開けた瞬間、とびかかる勢いで飼い主に駆け寄ったそうです(涙)
ただ、もしかしてフードボウルに気づいていない可能性もあります。
人間の方が姿、形が大きいからです。
でも実験を続ける結果、フードには気づいたが、匂いを嗅いで、
また飼い主のもとに戻ったそうです。
さぞや飼い主さんとイヌは親睦が深まったでしょう。
フード以上に飼い主さんの価値が大きかったという事です。

この実験は一週間行われ、最終的に食べるようになったそうです。
ただ、形が変わり、飼い主に挨拶をして、食べて、
また近寄ってというパターンになりました。
大切な人間と触れ合うチャンスは、
イヌにとってもフード(トリーツ)と同じぐらい価値があり、
同じ条件ならば飼い主を選ぶ、
飼い主がそばにいるから安心して餌を食べるようになる。
という結果だったそうです。
泣けてきますね😭

次の実験では、

〇飼い主とまったく知らない人をイヌはどちらが長い時間過ごしたがるだろうか?

という実験です。
話だけ聞くと結果は歴然な感じだと思われますが、
実は慣れ親しんだ環境では犬は知らない人のそばで長い時間を過ごすという結果が出ました。
意外ですよね?
ただ、これは乳幼児を研究する心理学者が「安全基地効果」と呼ぶ現象に似ているそうです。
慣れている環境にさらされてしまうと、違う刺激や環境要因に反応する。
逆に慣れない環境だとやはり頼れるのは親以外の何物でもありません。
知らない環境で平然としている方が逆に不自然だという事です。

イヌの散歩で慣れている場所、新しい場所でいつもの動きと違うとか、
感じる事がないでしょうか?
逆に慣れ親しんだ場所だと、時として飼い主様の呼び戻しや、キュー(合図、サイン)が利かない事ないでしょうか?
環境変化にもとても左右されるし、
動物は人間以上にとてもデリケートで敏感です。

以前、私のブログで「犬にウケる飼い方」という書籍をご紹介しましたが、
同様の事がこちらに書かれておりましたのでご紹介します。
イヌと飼い主の関係は、
人間と親のあいだに見られる安定した愛着の絆と同じだと考えられる。
と書かれております。
親なら子供を守るのは当然ですし、外に出て散歩することは社会です。
同時に最低限の教育も必要になります。
イヌは人間にはなれないし、人間もイヌにはなれません。
話は戻りますが、最後に、
私たちが犬を大切にしなければいけないのは、
犬たちがそれにふさわしいからだと書かれています。

お返しに何かしてもらえるだろうか?と考えずに、
支えを求める気持ちに応えたときにこそ、
わたしたち人間は本物の気高さが発揮できると書かれています。

今、自分の犬にしてあげられること、嬉しい、楽しい、
大好きな事を見つけてあげる。
沢山おやつをあげて、肥満になるのは愛情ではありませんね。

飼い主様支援、私と関わる動物をハッピーにする事が私の仕事であり、
役目だと思っております。

今後とも皆様のお役に立てれば、大変嬉しいです😀

うまくまとまりました😊

読んで頂きありがとうございました。